このページは、フリーペーパーマガジン「美楽」から一部引用しています。 |
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取れた金属の裏側を見たことがありますか? この金属は、非常に錆びやすく、大抵、真っ黒になっています。 その結果、錆びた金属の表面と、歯の接着剤との間で剥離します。 ですから、取れた金属の裏には、接着剤は殆ど残っていません。 唾液があると、確実に錆びて取れてきます。 また、パラジウム合金が取れてくるということは、虫歯になっているということです。 2000年のデータによりますと、装着後、平均5.9年で金属が取れているようです。 6年間も持たない金属を、何故、日本は使い続けるのでしょうか? それは、旧来型の診療スタイル=削って詰めることを繰り返す健康保険の制度に問題が由来すると考えられています。 歯を守るためには、削らないことです・・・正しくは、削らなくて済む状態をキープしていくことです。 「予防」の考えを持つ歯科クリニックを定期的(その間隔は自己判断ではなく、医院に見極めてもらうことが大事です)に訪れ、何も虫歯や歯周病が無いことを確認して、自分で磨ききれないところをプロの歯科衛生士に磨いてもらい、フッ素を使って歯の表面を硬くして、虫歯になりにくい状態をつくりましょう。 また、歯周病になりにくいお口の中の環境作りをしましょう。 |
“食”の安全も大事ですが 巷でよく見かける単なる標榜だけの「予防歯科」ではなく、ちゃんと「予防」の考えを持っている歯科クリニックでは、安易に歯を削ったりしません。 ましてや、パラジウム合金をお口の中に入れることなんて・・・ |