小林歯科クリニックを紹介した「ドクターズファイル」の文面の転載です |
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10年、20年付き合える“歯のホームドクター”が必要です |
患者さんはどんな方が多いのですか |
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近くにお住まいの方やお勤めの方が三分の二、残りの三分の一は口コミでいらっしゃる方ですね。
男女の比率は健康意識の違いでしょうか、女性の方が多いですね。
20代〜60代がメインです。
最近ではホームページを読み、「是非に」と遠方からお越しになる患者さんもいます。
ありがたいことですが、転勤や引っ越された後も「やはり先生のところで」と言って新幹線で通ってくださる方もいらっしゃいます。
開業して17年目になりますが、当初から通い続けている患者さんも多いです。
中にはメンテナンスとして通い続けてもう10年以上のお付き合いになる患者さんもいます。
先日も数年ぶりにいらっしゃった患者さんに「先生、年とったね」と言われて。
少しショックでしたが(笑)、患者さんと一緒に年を重ねていく付き合いができることはうれしいものですね。 |
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治療後のメンテナンスとして通われる方も多いのですね |
悪いところを治したら終わりというのではなく、定期的に通って頂くことを全ての方に薦めています。
せっかく治したところを悪くしないために、チェックし続けていくことが必要です。
歯は突然悪くなりませんから、定期的に通う「歯のホームドクター」を持ってほしいと思います。
統計によれば10年間ちゃんとメンテナンスし続けた人と、全くしなかった人では歯を失う率が8倍も違うそうです。
奥歯を失うと自然と姿勢が前傾になり、腰が曲がってくるとも言われています。
高齢でも姿勢がよく、背筋がしゃんとしている人は歯が残っている人が多いですね。
しっかり咬める、奥歯で食いしばれることは姿勢を保つためにも欠かせません。 |
自宅で行うケアとしてどんな指導をしていらっしゃるのでしょうか |
やはり歯磨きが基本ですね。
でも“歯磨きは充分やっている”と思っている人でもほぼ100%の方に磨き残しがあります。
しかし、これは歯科衛生士が指導することでかなり改善します。
それでもどうしても自分では磨けない部分は医院で定期的にケアするのがいいでしょう。
私のクリニックでは「日本ヘルスケア歯科学会」という、歯の健康を考える団体から認定を受けた歯科衛生士が指導にあたります。
認定資格を持っている衛生士の方から話を聞きたいとお見えになる患者さんもいらっしゃるんですよ。
私は歯科衛生士は治療のアシスタントではないと思っています。
専門知識をもったプロとしてその力を発揮できる仕事をするべきだと。
歯磨きをはじめとしたメンテナンス指導はプロとしての知識を発揮できる分野ですから、私のクリニックでは積極的に取り組んでもらうようにしています。 |
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